11月の歌会(11/9)

・この国に人住めぬ場所あることを思えば秋夜の侘しさ募る

  原発の事故で避難しなければならなくなった人のことを思って(OH)

・感情の片隅に住む初恋の人の笑顔は今も鮮やか

  誰もが経験のある初恋、今も鮮明・・・・。夫よゴメンナサイ(YA)

・ゴミ出して駆けくる女児とタッチすれば欝な気分が一瞬晴れる

  現代は高齢者が多く少子化により私の団地も子供の数が少なくなりました。

  我が家の隣にも小学生は一家族の二人のみです。いつもにこにこして可愛い

  お子様です。(ON)

・身を捨つる祖国はあらね愛しきは父母、妻、孫子、そして被災者

  悪しき国家主義よりも個人の尊厳を重んじたい(OM)

・気のふさぐ今日は街に出でてみむ誰か感謝の言葉をくれぬか

  母が高齢でよく様子を見に行きます。食事や部屋の片づけ程度ですが時々こ

  んな気持ちになります。まだまだ修行不足ですねぇ。(OU)

まひる野

 東京に本部を置く全国的な短歌の会です。窪田空穂の第一歌集「まひる野」から命名され、生活実感を尊重し、詩としての豊かな表現力を希求します。自然や日常を細やかな温かい視線で詠んだ歌が特徴です。詳しくは「まひる野」のページをご覧ください。

 

<仙台 月例会について>

毎月第二土曜日に仙台市内の市民センターの一室で午後一時から概ね二時間程度です。流れを紹介します。

 

(1)その月の決められた主題に関する歌1首以上を含む自作3首の歌を提出します。

(2)作者を伏せてプリントアウトしたものが当日配布されます。自分以外の方の歌をそこで初めて目にすることになります。

(3)全部で20~30首になります。リズムを確かめながら音読します。意外に難しい漢字や短歌独特の言い回しに出会うことも学びの一つです。

(4)20~30分程度をかけて、各自で、自分の”お気に入り(共感、卓越、感嘆、臨場感などを感じる歌)”を5~7首程選びます。その中でも”これは!”という歌一首を特選として選びます。

(5)特選2点、”お気に入り”1点として集計し、合計得点の高い歌から互評します。互評というのは選んだ理由を自分なりに説明するということです。

(6)互評の過程で多くのことを学びます。技術的には不十分でも感性として高く評価されることもあります。またどんなに整った歌でも共感を覚えない、伝わらない、ということで点数が入らないということもあります。自分の歌がどう評価されるか、ということに目が行きがちですが、実は自分が選んだ理由をどう説明するか、ということが非常に大切です。

(7)一通り互評が終わると、各種の情報交換を行い終了です。高得点でも賞金はでません(笑)。次回の日程、主題など出席者で話し合って決めます。「○○に関する歌」という具合です。