2014年

3月

10日

3月の歌会 (3/8 土曜日)

3/8(土)13:00-15:00 予定通り開催されましたので紹介します。風が強く雪がちらつき、春はまだまだという感じの一日でしたが、ONさんの経験を感じさせる司会の下、みっちり2時間の読み合わせ、相互歌評を終えました。終わったのが15時2分前、今回も自選一首を集め忘れ(集める時間が・・管理人の言い訳)ましたので、出詠者一人について最も好評だった一首を紹介します。

 

 内分泌療法の成果上がりたり欲望は失せ皮膚はかさつく(OM)

 左手の分散和音が心地よく耳から雪解けしてゆく冬日(OH)

 晴れる今日冠雪光る蔵王嶺 山はそれぞれ笑まうごとくに(SU)

 新品のスーツで孫は卒業式へ私は喪服で友の葬儀へ(ON)

 結論など急がずともよいお役所の業務の合間に歌など作る(YA)

 兵卒の死は報告に値わざり”西部戦線異状なし”を閉づ(OU)

 金メダルテレビに映るそれはそれちぢみ雪菜の雑炊を食う(MA)

 本当が見えて孤独になった夜二月の月が勇気をくれた(KI)

 

ここをこうすれば・・・・正しくはそこはそうでなく・・・・などと、いろいろな議論、感想がありました。ここではあくまでも初めの原文のままで紹介していますのでご承知おきください。

 

次回4月度は4/12(土)13:00から、いつも通り青葉区中央市民センターです。センターにおいてもらうサークル紹介(まひる野)を作って持っていきます。(管理人)

 

 

まひる野

 東京に本部を置く全国的な短歌の会です。窪田空穂の第一歌集「まひる野」から命名され、生活実感を尊重し、詩としての豊かな表現力を希求します。自然や日常を細やかな温かい視線で詠んだ歌が特徴です。詳しくは「まひる野」のページをご覧ください。

 

<仙台 月例会について>

毎月第二土曜日に仙台市内の市民センターの一室で午後一時から概ね二時間程度です。流れを紹介します。

 

(1)その月の決められた主題に関する歌1首以上を含む自作3首の歌を提出します。

(2)作者を伏せてプリントアウトしたものが当日配布されます。自分以外の方の歌をそこで初めて目にすることになります。

(3)全部で20~30首になります。リズムを確かめながら音読します。意外に難しい漢字や短歌独特の言い回しに出会うことも学びの一つです。

(4)20~30分程度をかけて、各自で、自分の”お気に入り(共感、卓越、感嘆、臨場感などを感じる歌)”を5~7首程選びます。その中でも”これは!”という歌一首を特選として選びます。

(5)特選2点、”お気に入り”1点として集計し、合計得点の高い歌から互評します。互評というのは選んだ理由を自分なりに説明するということです。

(6)互評の過程で多くのことを学びます。技術的には不十分でも感性として高く評価されることもあります。またどんなに整った歌でも共感を覚えない、伝わらない、ということで点数が入らないということもあります。自分の歌がどう評価されるか、ということに目が行きがちですが、実は自分が選んだ理由をどう説明するか、ということが非常に大切です。

(7)一通り互評が終わると、各種の情報交換を行い終了です。高得点でも賞金はでません(笑)。次回の日程、主題など出席者で話し合って決めます。「○○に関する歌」という具合です。