2015年

8月

10日

8月歌会の報告

8/8(土)13:00-15:00 いつもの青葉区中央市民センターで開催されました。8人24首の出詠があり、題詠11首、自由詠13首、この中から自薦他薦の歌を紹介します。詠題は「杜、都、祭」です。

 

 この猛暑耐え切れぬゆえ人間をやめて水母(くらげ)になりたき一日(ひとひ)

  今年は仙台も猛暑が続いてまいっています。(OH)

 わが妻の悲しみを乗せ霊柩は運ばれてゆくあだたらの丘

  人生、悲しいことばかり・・・(OM)

 人生の節目にとりし写真には自分らしさは一つもなくて(YA)

  「節目」より「折々」の方がよいのでは・・との意見もありましたが、「節

  目」の方が重みがあっていいような気がします(管理人)。

 百円に足りぬ金利を黒々と記帳する「杜の都信金」(MA)

  そうだそうだと全員が実感、共感!でも金融機関は全部そうなので「杜の都

  信金」のみなさん、気にせずに。。(管理人)

 蜩(ひぐらし)の鳴く季節なり今年またいのち巡りて碧き森あり(SA)

  「碧」はやはり海のイメージ、青、蒼・・適切なのは?(管理人)

 サマワにて精神科医は自衛隊の宿営自殺者二十一名と(SU)

  タブーだったのか秘密だったのか、初めて数字が公表されました。非戦闘地

  域とのことですがそれでもPTSD(心的外傷後ストレス障害post traumatic  

  stress  disorder)は重く。。(管理人)

 マンションに老後引っ越す友多し花は無けれど宵月仰ぐ(ON)

  意外に多いそうです。それでも自然を愛でる気持ちは失くさずに(管理人)。

 都会とは働くために地方とは死ぬためにある未来の国は(OU)

  都会には介護する人が足りず高齢者は地方に移住するべきとか・・そうする

  と地方のの消滅も防げる?この国の未来はどこか変です(管理人)。

 

 仙台はこの日、七夕の最終日。にぎわう仙台の街をしり目に(?)歌会を開

 催。ちなみに3日間で217万人の人が七夕を楽しんだとか。9月の定例歌会は、

 9/12(土)の14:00-16:00、詠題は「長、短」、場所はいつものセンターです。

 見学も歓迎です。(管理人)

まひる野

 東京に本部を置く全国的な短歌の会です。窪田空穂の第一歌集「まひる野」から命名され、生活実感を尊重し、詩としての豊かな表現力を希求します。自然や日常を細やかな温かい視線で詠んだ歌が特徴です。詳しくは「まひる野」のページをご覧ください。

 

<仙台 月例会について>

毎月第二土曜日に仙台市内の市民センターの一室で午後一時から概ね二時間程度です。流れを紹介します。

 

(1)その月の決められた主題に関する歌1首以上を含む自作3首の歌を提出します。

(2)作者を伏せてプリントアウトしたものが当日配布されます。自分以外の方の歌をそこで初めて目にすることになります。

(3)全部で20~30首になります。リズムを確かめながら音読します。意外に難しい漢字や短歌独特の言い回しに出会うことも学びの一つです。

(4)20~30分程度をかけて、各自で、自分の”お気に入り(共感、卓越、感嘆、臨場感などを感じる歌)”を5~7首程選びます。その中でも”これは!”という歌一首を特選として選びます。

(5)特選2点、”お気に入り”1点として集計し、合計得点の高い歌から互評します。互評というのは選んだ理由を自分なりに説明するということです。

(6)互評の過程で多くのことを学びます。技術的には不十分でも感性として高く評価されることもあります。またどんなに整った歌でも共感を覚えない、伝わらない、ということで点数が入らないということもあります。自分の歌がどう評価されるか、ということに目が行きがちですが、実は自分が選んだ理由をどう説明するか、ということが非常に大切です。

(7)一通り互評が終わると、各種の情報交換を行い終了です。高得点でも賞金はでません(笑)。次回の日程、主題など出席者で話し合って決めます。「○○に関する歌」という具合です。