2015年

10月

11日

10月の例会(10/10開催)

いつもの仙台市青葉区市民センターにて13時~15時の開催。7名の参加で24首を互評、詠題は「目、眼、瞳、口」でした。題詠は11首、自由詠は13首、独創性ありワンパターンありのにぎやかな会でした。では、自薦他薦の8首をご紹介します。

 「逃げよ」との指示のありしは夜十時荷物まとめしがうちふるえつつ(SU)

    大雨の降った9月、仙台市内・近郊にも避難指示が出ました。(管理人)

 晩夏光受けつつ木葉降りゆきぬ光の粒となりて暗みへ

    晩夏から初秋に移る頃、裏の林に見た情景です。(SA)

 国民に背を向けて立つ宰相は知っているのか自分の背中

    戦争法案可決に対する怒りを込めて(OM)

 目を閉じて視える画像は未来への道かもしれぬ心して行け

    目を静かに閉じてみてください。何かが見えるはず。(YA)

 父のみを思いて詣でいし墓にも母を顕たせて参るこの秋

    この夏母を亡くし。秋彼岸に墓参りした時の心境です。(OH)

 なつメロの発表会に妻と行き「誰か故郷を・・」に亡母亡姉想う(ON)

    亡母亡姉:はは、あね 

    歌謡曲も短歌もこうして後世に残るものなのでしょう(管理人)

 大きめの柩つくらん横柄に口より吐きし恥を拾わねば(MA)

    「謙虚」と無縁の人が大勢になる世の中になりませんように(管理人)

 柔らかき眼差し誘う春の日に君に出会えり一生(ひとよ)を生かむ

    甘い!と一言で断捨離されました(笑)。時にはこういう歌も。(OU)

 

 11月は「雨かんむりの字」を含む歌、です。11/14(土)開催、見学歓迎!

まひる野

 東京に本部を置く全国的な短歌の会です。窪田空穂の第一歌集「まひる野」から命名され、生活実感を尊重し、詩としての豊かな表現力を希求します。自然や日常を細やかな温かい視線で詠んだ歌が特徴です。詳しくは「まひる野」のページをご覧ください。

 

<仙台 月例会について>

毎月第二土曜日に仙台市内の市民センターの一室で午後一時から概ね二時間程度です。流れを紹介します。

 

(1)その月の決められた主題に関する歌1首以上を含む自作3首の歌を提出します。

(2)作者を伏せてプリントアウトしたものが当日配布されます。自分以外の方の歌をそこで初めて目にすることになります。

(3)全部で20~30首になります。リズムを確かめながら音読します。意外に難しい漢字や短歌独特の言い回しに出会うことも学びの一つです。

(4)20~30分程度をかけて、各自で、自分の”お気に入り(共感、卓越、感嘆、臨場感などを感じる歌)”を5~7首程選びます。その中でも”これは!”という歌一首を特選として選びます。

(5)特選2点、”お気に入り”1点として集計し、合計得点の高い歌から互評します。互評というのは選んだ理由を自分なりに説明するということです。

(6)互評の過程で多くのことを学びます。技術的には不十分でも感性として高く評価されることもあります。またどんなに整った歌でも共感を覚えない、伝わらない、ということで点数が入らないということもあります。自分の歌がどう評価されるか、ということに目が行きがちですが、実は自分が選んだ理由をどう説明するか、ということが非常に大切です。

(7)一通り互評が終わると、各種の情報交換を行い終了です。高得点でも賞金はでません(笑)。次回の日程、主題など出席者で話し合って決めます。「○○に関する歌」という具合です。