2016年

1月

10日

1月の例会 あけましておめでとうございます

毎年恒例となった仙台駅前アジュールビルの「みわ亭」新年歌会、今年も1/9(土)に開催されました。「みわ亭」のメニューは、品数も多く美味しく手ごろな値段で皆さんのお気に入りです。http://www.miwatei.jp/

詠題の「去・来」を含む歌、自由詠、から自薦他薦の1首をご紹介します。

 

風邪熱に埋もれし去年より生まれ来て汁粉、雑煮もお代わりしたり(SU)

 新年を迎えて気持ちも体調も活気づきます(管理人)

温き夜きみと歩みし砂浜に足の感触おきざりにせり

 古き日の友人の挽歌である(SA)

くるくると巻かれて届くカレンダー丸まっている未来を伸ばす

 未来に対する期待を込めました(OH)

天極の星を拝み(もろがみ)師を思ふわが冬窓にひかり去来す

 尊敬する先生と私の誕生日がまったく同じ日です(OM)

年の瀬に妻去り逝きて葬儀終え独り静かに来る年迎う(ON)

 心よりご冥福をお祈り申し上げます(管理人)

思い出を忘れぬうちに古里に帰去来六十四の夏

 陶淵明の漢詩からひきました。帰去来は「帰りなむいざ」と読みます。(OU)

父の柩通れる道に銀杏散る彩の輝き尚失せざりき(MA)

 仙台は銀杏並木のきれいな街です。思い出と重なり合って輝きます(管理人)

爺ちゃんを見舞った夜は十三夜枯れ芝の道みんなで歩いた(YA)

 「みんな」という言葉が家族の温かさを思い起こさせます。(管理人)

 

次回は2/13(土)13:00から仙台市青葉区の市民センターで開催されます。テーマは「~の如く、~のように、など比喩が含まれる歌」です。お待ちしています。

まひる野

 東京に本部を置く全国的な短歌の会です。窪田空穂の第一歌集「まひる野」から命名され、生活実感を尊重し、詩としての豊かな表現力を希求します。自然や日常を細やかな温かい視線で詠んだ歌が特徴です。詳しくは「まひる野」のページをご覧ください。

 

<仙台 月例会について>

毎月第二土曜日に仙台市内の市民センターの一室で午後一時から概ね二時間程度です。流れを紹介します。

 

(1)その月の決められた主題に関する歌1首以上を含む自作3首の歌を提出します。

(2)作者を伏せてプリントアウトしたものが当日配布されます。自分以外の方の歌をそこで初めて目にすることになります。

(3)全部で20~30首になります。リズムを確かめながら音読します。意外に難しい漢字や短歌独特の言い回しに出会うことも学びの一つです。

(4)20~30分程度をかけて、各自で、自分の”お気に入り(共感、卓越、感嘆、臨場感などを感じる歌)”を5~7首程選びます。その中でも”これは!”という歌一首を特選として選びます。

(5)特選2点、”お気に入り”1点として集計し、合計得点の高い歌から互評します。互評というのは選んだ理由を自分なりに説明するということです。

(6)互評の過程で多くのことを学びます。技術的には不十分でも感性として高く評価されることもあります。またどんなに整った歌でも共感を覚えない、伝わらない、ということで点数が入らないということもあります。自分の歌がどう評価されるか、ということに目が行きがちですが、実は自分が選んだ理由をどう説明するか、ということが非常に大切です。

(7)一通り互評が終わると、各種の情報交換を行い終了です。高得点でも賞金はでません(笑)。次回の日程、主題など出席者で話し合って決めます。「○○に関する歌」という具合です。